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ケンチクオヤジ日記

柄谷行人

2015.02.02
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ベルク「新宿駅最後の小さなお店 ベルク」という本を読みました。こういうビジネス書みたいな本はあまり読まないのですが、本の帯に思想家の柄谷行人とアーティストの奈良美智と漫画家の吉田戦車がコメントを寄せている。この3人につながりあるんか?と思い興味を引かれ購入。

新宿駅東口改札からすぐの所の立地にある個人商店カフェ「ベルク」の店主が執筆者。新宿で生き残ってきた店の歴史と個人店の生き残りのヒントが書かれてあった。

本の内容はおいといて、柄谷行人について。日本を代表する思想家である。20年以上前に読んだ「隠喩としての建築」が初めての柄谷行人でした。まだ若かった私や設計者仲間は刺激を受けたものでした。その後、中上健次についての本も読んだ記憶がある。最近「世界史の構造」という本を買った。難解そうだが、読むのが楽しみ。。。

その柄谷行人が文庫本解説を巻末に書いている。その中で「東京の街では、チェーン店や大型店舗が増えて、個人店や商店街がほぼ消滅した」と述べ、「市場経済」(資本主義)によって解体されてしまったと書いている。そして「資本主義的な商店は、利潤率からみて合理的であろうが、品質や個性を劣化させ、人と人のつながりを損なう点で非合理的である。」とし「合理的商業は個人店やその連合体の方にある」と言っている。

う〜ん。。。相変わらずカッコイイ。

 

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