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ケンチクオヤジ日記

2018.03.11

2015.03.17
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東日本大震災今年の3月11日で東日本大震災からもう7年がたちました。当時私は大阪市内の事務所で仕事をしていました。古い4階建てのビルの3階なのですが、ビルがゆら~りゆら~りと大きく揺れ、結構長く続いたので怖くなり外へ出ました。4階には構造設計事務所が入っているのですが、そこのスタッフも飛び出していました。揺れもおさまり「ビルが古いのでよく揺れましたね」などと軽口を言い合いながら事務所に戻り、ネットで情報を集め始めると今まで見たことがないような映像が、配信され始めました。海が盛り上がり押し寄せる様子や、津波で自動車が飲み込まれる様子などです。

「原発が気持ち悪いなぁ」などと思いながら、翌日いろいろ情報が整理されてきた頃に、福島第一原発1号機が水素爆発というニュースが飛び込んできました。その映像はコンクリートの頑丈であろう建造物が、紙くずのように破裂しているものでした。その後もいろいろな事故が起こりました。私にはチェルノブイリの事故は遠い国の話でした。ですが福島は同じ国のことなのですが、関西にいるとなかなかリアリティが持ちづらい・・・。

それから1年がすぎた頃では、まだまだ復興は遅々として進まず、がれきの処理すらまだ方向性が出ていない状況でした。その元凶である東電は、福島第一原発は冷温停止状態であると発表をしていましたが、その後も様々な問題が出てきて、とても信用できる内容でなかった状態でした。責任問題は棚上げし電気料金値上げをおこない、国としても原発の問題を整理せず原発稼働の方向に向いていました。そのあと2年目くらいから復興も順調に進みはじめ、原発の処理も少しづつですが着実に進むようになりました。国としてのエネルギー政策も段階的に原発依存からの脱却を模索しています。3年目くらいからは、福島第一原発周辺の避難区域も縮小され住民も安全に戻りつつあります。消費税も8%になり10%になりました。そのお金もうまく復興に役立っているようです。ようやく前進をはじめました。

2年後には東京でオリンピックが開催されます。原発の廃炉作業は遅々として進まず、一部の原発は再稼動をはじめました。何かが置き去りにされて、大切な事が進まないまま。しかし、7年がすぎて何よりよかったのは、福島の子供たちの健康状態に何も異変がでていないことでしょうか。

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