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ケンチクオヤジ日記

ザハ・ハディド

2014.12.18
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国立競技場2020年開催の東京オリンピックのメイン会場となる国立競技場の修正案に日本の建築界の長老たちが物申している。

コンペの案を景観やコストの観点から見直し修正案が出来上がった。これに対し磯崎新さんは「列島の水没を待つ亀のような鈍重な姿」と評した。「選ばれた案は運動競技のスピード感を呼び起こす優れたデザインだと感じたが、修正案にはダイナミズムが消え、失望した」ということらしい。1983年に香港ピークというコンペで若き日のザハの才能を見出した磯崎さんならではの意見のように思う。

また、槇文彦さんは、「競技場としてもホールとしても理想的でないものを、こんなコストをかけて造る意味はない。」と言い、少し世代の下の内藤廣さんは、「巨大な二流の建物になるなら最大の無駄。やるなら世界に誇れるものを。」と言っている。

元気で過激な大御所の建築家の発言。なんか嬉しく思っているのは、ボクだけではないハズ。社会に発言出来てこそ建築家。

磯崎大先生はこうも言っている。「修正案のまま実現したら、粗大ゴミになる。」

 

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